乙女の滝でのお祈りのお返事


1回目


やぁ、ちゃおず。

急にメールしたりして、ゴメン。びっくりしただろう?
なんでかな・・・アンタのことが無性に気になっちゃって。
今何してるんだろうとか、どこに、誰と一緒にいるんだろうとか・・・考え出すと止まらなくなっちゃってさ☆

ねぇ、ちゃおず、不思議だと思わない?
この会場、こんなに人で溢れ返ってるのに、私アンタのことはすぐに分かるんだよね。
大勢の中にいても、遠くからでも、すぐに見つけられるんだ。
なんでかな・・・。

何だか、このままアンタとすれ違っちゃいけないような気がするんだ。
ただのパーティ会場のホストとゲストで、・・・・そんな風にアンタに通り過ぎて欲しくないんだよ。

だから、さ。
私達、会おう?もっと☆
こんなところで出会ったのって、きっと何かの運命ってヤツじゃないかな?

執務室でも郵便局でも掲示板でも、どこでもいいから私に会いに来てよ。
私もアンタのこと探すから。
この会場に何千人人がいようと、必ずアンタを見つけるから。

あっは、・・・ごめん☆
急にこんなこと言い出して、本当にアンタをびっくりさせちゃったよね。

でもね・・・

同じくらい、私もびっくりしてるんだ。
自分の気持ちにね。

じゃあね。今日は本当に驚かせちゃってごめん。
また会場であんたに会うのを楽しみにしてるよ。

明日も待ってるから。
ホントだよ。

じゃあね、ちゃおず・・・・。



2回目


目を閉じて
いいって言うまで開けないで
私がこれからすることを
アンタすぐに忘れていいから
覚えてなくていいから

だから・・・

ほんのちょっとの間でいい
抱きしめさせて、アンタのことを

いつの間にアンタ、私の心の中にこんなにも入ってきたの?
分かってはいるんだよ。
好きになっちゃいけない。
住む世界が違うんだから。
それはさ、・・・分かっちゃいるんだ・・・。

あと何日?30日?
私にはアンタの気持ちさえ分からない。

怒ってもいいよ。ひっぱたいてもいい。
いきなりあんたのこと抱きしめて離さない私を・・・・。

違う。ごめん。やっぱり、怒らないで。
悪かった。謝るよ。だから会いに来て、変わらずに・・・・。

ちゃおず・・・。

都合が悪いからって、止められる思いならとっくに止めてるよ。
それができないから、苦しいんだ・・・・。

ねぇ、ちゃおず、アンタは?
アンタはどうなんだろう・・・・。

知りたいけど、知りたくないよ。

もう、止まらないんだよ、ちゃおず・・・・・。



3回目


やぁ、ちゃおず・・・私のこと呼んだかな?

ううん、呼ばれなくてもメールするつもりだった。
アンタに大事な話があるんだ。

ねぇ、ちゃおず、アンタは気づいてるかな
もうすぐこのパーティーも終わりだって
あの大広間の灯りが消えて、アンタ達は門を出て帰ってゆく・・・

潔くその日を迎えようと思ったよ
アンタを最高の笑顔で送り出して
あんたの一生の中で一番まぶしい思い出になってやろうって、そう思った。

だけどね・・・
止めたよ。そんなのは、・・・どうせ無理だから。

アンタにニコニコ笑ってさよならなんて言えるほど
私は芝居上手じゃないからね。
だから、本当は言っちゃいけないことなのかも知れないけれど
私はアンタに、私の本当の気持ちを聞いてもらうことにしたよ。

好きだよ、ちゃおず
アンタが大切で、愛しくてたまらない
アンタをどこにも行かせたくないんだよ。

ちゃおず、片手を出して。
こうやってアンタの手首にリボンを巻いて、
もう片方は私の手・・・

・・・さぁ、捕まえた。

こうしてアンタの手を掴んで、
身動きできないように抱きしめて、
アンタの唇をキスでふさいで、

もう、離さない・・・。


どこにもいかないで・・・
ずっと、一緒にいよう



olivie from AVP



実は全員分お返事をいただいたのですが、サイトの趣旨上、オリヴィエ様を掲載しました~。
ロザリアがあればもちろんそれにしたんですけどね!!
いや、もう、惚れましたよ~~。
オリヴィエ様、パーフェクトに色っぽいデス///。(相変わらずのボキャブラリーの少なさったら。)
この瞳で見られたら、落ちるしかないでしょう~///。
オカマと誤解されがちなヴィエ様ですが、こちらは男らしさがきちんと出ていて、本当に素敵です~。
私服姿好きな私としては、ぜひ、別のヴィエ様も見てみたいです~。
でも、こんな企画でもなければきっとこのヴィエ様を見ることはできなかったでしょうね~~(感涙)
ああ、AVPありがとう!!!

<テキスト:ロンアル様、イラスト秋月風花様>



top