Sammy様より、リクエストイラストを頂きました!
Twitter上で、さみぃ様が募集されていた 『残暑見舞い』 フォロリクに、本当に偶然に応募!
今回は抽選になるかも…とのことで、ドキドキしながら応募しました。
おまけにここんとこ、連チャンで応募してたので、申し訳ない気もあり…。
ダメもとだったんですが、なんと!! いただくことができました///。
本当に嬉しかったよ~!!
で、リクしたのが、『浴衣なヴィエロザ』。
残暑見舞いという事で、やっぱり夏だし、縁日だし、花火だし、浴衣でしょ!(←単純w)
和服な二人もきっと似合うはず!
と、これだけの野望の簡素なリクだったんですが…。
またもや予想以上に素晴らしいイラストに仕上げてくださいました!
添えられていた一文は…。
『慣れない下駄と裾捌きにヒヤリ、 受け止めた身体の感触と項の色香にドキリ☆』
うはー!! もうこれは興奮せざる負えないシチュエーション!
・・・のはずだったのに、なぜか集合場所に現れたのは二人だけ。 「騙されたみたいだね。」 「そのようですわね。・・・戻りましょうか?」 困ったように言うロザリアに、オリヴィエがウインクを一つ。 「ううん、せっかくだしさ。 見ていかない? 二人でよければ、だけど。」 「ええ…。」 微妙な距離感で歩き出す二人。 お互いに惹かれてはいるのに、なぜかどちらも想いを伝えられないでいる。 女王候補と守護聖で始まり、それがそのまま、補佐官と守護聖になって。 そのままできてしまったからこそ、そのままでしかいられなくて。 ロザリアは今も少し先を歩くオリヴィエの長い髪が揺れるのをただ見ているだけ。 もう少し。 あと少しで手が触れあうのに…。 カツン。 思い通りにならない心と同じように、ロザリアの足はただのアスファルトにさえ躓いてしまった。 「きゃ!」 咄嗟に声を上げたものの、転ぶことを覚悟して目を閉じる。 けれど、体に触れたのは、硬いアスファルトではなく、あたたかなオリヴィエの胸。 手と、肩と、そして、額に触れる彼の感触。 今度は驚きで目を見開いた。 「大丈夫?」 ロザリアの声に慌てて抱き止めたオリヴィエだったが、今度は離すタイミングが見つからない。 ほんの少し触れただけで感じた、ロザリアの柔らかさ。 結い上げた髪のつややかな項。 いつまでもこうしていたくて…。 「ご、ごめんなさい。」 ロザリアの声でオリヴィエは我に返った。 項まで真っ赤にして俯いているロザリアをきちんと立たせて、手を離す。 「気を付けてね。」 こくん、と頷くだけのロザリアの手を、オリヴィエはそっと握りしめた。 「転ぶと危ないからさ。」 それだけだ、とは言わずに、人ごみの中に手を引いて歩いていく。 繋がれた手。 まだ繋がれていない、想い。 けれど、きっといつかは。 繋がる、想い。 |
あああ、ちょっとした妄想を書くつもりが微妙な長さに(笑)。
で、おまけとして、
「あ、やっと手を繋いだわ!」 「陛下…悪趣味なのではありませんか?」 「いーの! これくらいやらないと、あの二人ってばじれったいんだもん。 だいたい、オリヴィエがいけないのよ。 あんなチャラチャラして見えるのに、なかなか手を出さないんだから~~~。」 「全くだ。 服装に関してはいくら私が注意しても聞き入れぬ。」 「まあ~、それとこれとはまた違うでしょうからね~。」 「けっ。 オレは認めねーからな。」 「あ、お前、やっぱりロザリアのこと…。」 「やめてよー。」 「争いはよくありませんよ。」 「くだらぬな・・・。」 覗いている9人…。 |
くだらない妄想すぎて申し訳ありません(土下座)
本当に素敵なイラストをありがとうございましたv。
またのリクエストも遠慮せずにドンドン申し込みたいと思います!
これからもよろしくお願いします。