「あんたに似合う布地 いーっぱい用意したんだよ。 デザインだって…。 ほらっっ。」
(そんな露出度の高い服、着れませんわ。)
「またね。 アンジェリーク。 よかったら今度デートしようね。」
「オリヴィエ様ったら!」
「ああ、ごめん、ごめん」
(よそ見されて怒るロザリアにちょっと嬉しいオリヴィエ様)
「冗談なんかじゃないよ。本気さ。好きだ…、って言ってるんだよ。
OKしてもらえるかな?」
「オリヴィエ様、もちろんですわ!」
「私の……美しい乙女。
女王になるより、甘い夢を一緒に見よう。」
「はい…。」
「あんたってさ、見ていて楽しいって言われない? ふふっ、私はそう思ったんだけどな。 私に何か言われてびっくりしたり、赤くなったり…。」
「そ、それはオリヴィエが、変なことばかりおっしゃるからですわ。」
「ヘンなこと?」
「…可愛い、とか。」
「ふふ。 …カワイイ。」
「///。」
「どんな表情も、私にとってはあんたをいっそうカワイク見せる魔法なんだよ。 そんなあんたに愛を捧げるのは気持ちのいいことだって…知ってた?」
(…なんだかイヤらしく聞こえますわ…。)
「あんたの素直でカワイイ部分をもっと見せてほしいね。」
「わたくしが素直でなくて、可愛くないとおっしゃりたいんですの?」
「そうそう。 そういうトコ、もっと見たいね。」
「もう!」
「怒ってるあんたもいいね。」
「…。」
「私の前では気を楽にして、心から笑ってほしいんだ。」
「そんなの…無理ですわ。」
「なんで? 私ってそんなに気を許せない相手?」
「オリヴィエの前だから…緊張してしまうんですの。」
「もう。あんたってば!」
むぎゅっと抱きしめた。
「あんたをずっとそばで見ていきたいんだよ。」
「ずっと…? そばで…?
…お風呂とお手洗いは一人にさせてくださいませね。」
(お風呂は一緒がいいんだけどな☆)
「オリヴィエ様の理想の女性像を教えていただけませんか?」
「そうだね、カワイイ女の子、かな。 ただし、年齢や見た目はどうでもいいんだ。」
(…意外にストライクゾーンが広いんですわね。)
「もっとカワイくしてあげたいなって思うよ。 特に、普段気丈にふるまっているような女の子は、ね。」
「?」
(こういう鈍いとこも、カワイイんだよねぇ。)
(庭園のベンチに座っているカップルを見て)
「おや、ロザリア、うらやましいのかな…?」
「少しは…。」
「やっぱり女の子だねぇ。 …私達も座ってみよっか。」
(恥ずかしいけど、嬉しいですわ)
『お二人さん、なかなかお似合いですよ。』
「ふふっ。 ありがと。」
「まあっ。」
『今日はお二人でお散歩ですか? キマッてますよ。』
「あら、ナニ当たり前のこと言ってんだろうねェ。」
「///。」
「あんたの名前、私はけっこう好きだけどな。」
「ありがとうございます。 わたくしもですわ。」
「もちろん、名前だけじゃないよ☆」
「///」
「もうしばらく一緒に…。」
「ん…?帰りたくないのかな? しょうがない子だねェ。」
「ふぅん、やっぱりね。 ロザリア、あんた、やっぱり花が似合うよ」
「まあっ。」
「…思ってたよりもすっとキレイだよ、ロザリア…。」
「ドキドキする? 私もだよ。 私のドキドキは、あんたのせいだよ。 あんたのドキドキは…?」
「まあっ…///。」
「照れてるの? もうっ、カワイイんだから。」
(滝にお祈り)
「あら、ロザリア。 偶然だねェ。」
「お会いしたかったんです…。」
「ホントに? 私もロザリアに会いたいなーって思ってたんだ。」
「こんにちは、オリヴィエ様。 お会いできるとは思いませんでしたわ。」
「ここで会うなんて思ってもなかったよ。 息抜きに来ただけなんだけどね。」
(結論=運命で結ばれてるv)
(カフェテラスデートにて)
「ね、なんでここに来たかわかる? わかってほしいなぁ…。まだわかんない? ま、いいか。 もう来ちゃってるし。 口に出すとヤボだしね。 でも、ちょっと特別な場所で…って思ったんだ。」
(鈍いロザリアにため息。)
(カフェテラスデートにて)
「ここってさ、あんたと何度来ても飽きないんだよねェ。 二人だから…かな?」
「ふふふっ。
(デートの終わり)
「また誘ってもいいよね? だって、二人で行くと楽しいからさ。」
「オリヴィエ様…。 連れて行ってもらえて、嬉しかったわv。」
「一人じゃ静かすぎるけど、二人だと静かなのも悪くないね。 あんたの声が良く聞こえるからさ。」
「まあ…v。」
「どんなキレイな花よりも気高く咲いている美しい花があるんだ。 知ってる? すごく身近にある。 でも、みんな気づかない。 ま、私は気づいてるけどね。」
(ロザリアをじーっと見る)
「?」
(がっくり
(テラスデート。 夕焼けを見ながら)
「この色と一緒に、あんたの瞳も私の心に焼きつくんだね。 ふふっ。 もうしばらく、こうしてよっか。」
(そっと肩を抱き寄せる)
「あんたはホントの恋を知ればもっとキレイになると思うんだけど…。 私が相手じゃ不満かな?」
「えっ、そんな。」
「あんたのホントの魅力をもっと引き出してあげたいな。 私が、さ。」
(嬉しい…)
「オリヴィエ様。 あなたが、好きです…。」
「思い切ったねェ、このコは。 それなら…。
愛しい麗しの乙女よ。 私に愛を捧げるだけでなく、私の愛も受け取ってください。……なあんてのも悪くないでしょ?」
(アンジェリーク)
なんだかいつものロザリアじゃないみたい
オリヴィエ様の見せる夢じゃないかしら
「今日はゆっくりしていける? なーんて、冗談だよ、冗談。 あんたのこと、ちょっとだけ困らせてみたかったんだ。」
「…ゆっくりしてもよろしいんですの?」
「もちろん☆。 あんたの好きな紅茶を淹れるから待ってて。」
「ロザリア、待ってたよ。 ふふ、きっと来てくれるって思ってたからさ。」
「ご迷惑じゃありませんの?」
「ん? じゃあ、今度は私から会いに行こうかな。」
「…お待ちしていますわ。」
(明日から毎日行っちゃうから覚悟してよね☆)
「女の子ってさ、どんどんキレイになっていくんだよね。 いったい誰のためなんだか。」
「誰のためって、それは…。」
「ん? 誰なのさ?」
「オリ…知りませんわ!!」
(あとちょっとだね)
「わたくしのことをおきかせください。」
「気になるんだね? ダーイジョーブ! 私は、あんたの味方だよ。」
「ロザリア。」
「オリヴィエ様。」
「おかえり☆」
「ご心配をおかけしましたわ。」
(夢魔の手から逃れて)
「女の子は何もしなくてもイイ香りがするもんだけど、これは特別。 このバスオイル、あんたにぴったりだよ。 だからあんたに贈るよ。」
「まぁ、嬉しいわ。 この特別な贈り物はわたくしの宝物になりそうねv」
「わかってるよ。 あの子の身体にも心にも傷のひとつもつけやしない。 けっしてね。」
(夢魔に囚われたロザリアを助けに向かうオリヴィエ様)
「目覚めを待つ朝露をたたえたバラの蕾…か。 さて、お姫さまはどこに隠れているのかな?」
(夢魔に囚われたロザリアを助けに向かうオリヴィエ様)
「おーや。ロザリアじゃない。」
「オリヴィエ様?」
「あんた最近 私んトコ お見限りじゃないか。 さみしくってたまんないよ。 フェリシアは夢の力 欲しがってないのかい?」
「今のところは充分満ち足りているようですわ。」
「ちょくちょく育成抜きでも訪ねておいでよ。 約束☆ね?」
『ロザリアハ ココデ眠ッテイルノガ幸セナンダ。』
(夢魔の言葉に)
「おだまり! このコの翼は そんなにヤワにはできちゃいないよ」
「花が美しいのには、ちゃーんと理由があるんだよ。 待ってるんだ、自分のことを見つけてくれる人をね。 だから、早く見つけ出してあげなくちゃいけないんだよ。 ふふっ、それは花に限ったことじゃないかもしれないねェ。」
(意味ありげにロザリアを見ても…無反応。)
「私は今 モーレツに腹が立ってるんだ。 あんたの心がこんなに傷ついてたのに 何もしてあげられなかった自分自身にね。
せめてあんたの流した涙の分だけでもうめあわせをさせてよ。
だから ロザリア。 あんたを迎えに行くよ。」
(眠ったままのロザリアをお姫様抱っこ)
「今日はホントに気持ちいいよ。 シアワセな気持ちなんだ。 いつ来たっていいところだけど、今日、こんなに気持ちがいいのは、ロザリアと一緒だから…かな?」
(たとえ候補を降りることになったとしても…。この想いを打ち明けてしまおうかしら?)
「オリヴィエ様。 あなたが…。」